中学2年生の頃からサポートを始め、レスリング時代を経てMMAへ。
振り返れば、浅倉カンナ選手の格闘技人生28試合すべてをサポートさせていただきました。
戦績は20勝8敗。
その数字の中には、栄光も、苦悩も、挫折も、そして何度も立ち上がる挑戦もありました。
今回は、私自身が特に印象に残っている4つの試合とともに、浅倉カンナ選手の歩んだ軌跡を振り返りたいと思います。
2017年|女子スーパーアトム級トーナメント優勝


当時の浅倉選手は、まだ若手選手でした。
しかし誰よりも強い向上心を持ち、
「強くなりたい」
「憧れの選手を超えたい」
という想いを胸に、日々の練習と向き合っていました。
大晦日に行われた女子スーパーアトム級トーナメント。
準決勝では腕十字固めによる一本勝ち。
そして決勝ではRENA選手からチョークスリーパーで一本勝ち。
試合を重ねるごとに成長していく姿を間近で見ていました。
そして優勝。
一夜にしてスター選手となった瞬間でした。
トレーナーとして、
「人生が変わる瞬間」
をこの目で見た大会だったと今でも感じています。






タイトルマッチ再挑戦|王者への挑戦




浜崎朱加選手とのタイトルマッチ。
一度敗れた相手に再び挑戦する舞台でした。
積み重ねてきた打撃。
磨いてきたレスリング。
そして、
「勝ちたい」
という強い想い。
勝利を目指してコンディショニングを積み重ねていきました。
結果は敗戦。
しかし、この試合で見せた覚悟と挑戦する姿勢は今でも強く印象に残っています。
勝敗以上に、トップで戦い続けることの難しさと覚悟を感じた試合でした。
苦悩の中で掴んだ勝利
引退を発表する年の前哨戦。
この頃の浅倉選手は、格闘技に対するモチベーションや将来への葛藤など、多くの悩みを抱えていました。
近くで相談を受けることもありました。
試合前も決して順風満帆ではありませんでした。
それでもリングに立ち、勝利を掴みました。
挑戦する人は、常に強いわけではありません。
迷いながらも前へ進む。
そんな姿を見せてもらった試合でした。
引退試合|最後の挑戦
最後の試合は王者への挑戦。
結果は敗戦でした。
しかし最後まで挑戦する姿は、多くの人の心に残ったと思います。
勝ち負けだけでは語れない。
格闘技人生そのものが詰まった試合でした。
栄光も。
苦悩も。
挫折も。
すべてを経験しながら歩んできた競技人生。
その最後の舞台をサポートできたことを誇りに思います。








浅倉カンナ選手が教えてくれたこと
振り返ると、浅倉カンナ選手の格闘技人生は挑戦の連続でした。
順調な時ばかりではありません。
勝てない時期もありました。
苦しい時期もありました。
それでも挑戦をやめなかった。
その姿から、トレーナーとして多くのことを学ばせてもらいました。
今のTRY MARK CONDITIONINGの原点には、こうしたアスリートたちとの経験があります。
整えることは、勝つためだけではありません。
挑戦を続けるために必要なこと。
浅倉カンナ選手の歩みは、その大切さを改めて教えてくれました。
これからも、その経験を次の世代のアスリートや挑戦を続ける方々のサポートに活かしていきたいと思います。
























