「KTテープってどう貼ればいいの?」
「種類が多くてどれを選べばいいか分からない」
そんな声に応えて、今回は KT TAPE PROの貼り方・使い方 をトレーナー視点で詳しく解説します。
実際の競技現場での活用方法から、セルフケアへの応用まで。
“動ける体”を整えるための実践編としてまとめました。
KT TAPE PROとは?(商品紹介)
KTテープとは?筋肉をサポートする“もう一枚の筋肉”



実はいま、パフォーマンスを高めるためのテーピングが注目を集めています。
その代表格が、世界中のトップアスリートが愛用する「KT TAPE PRO」。
100%合成繊維を使用し、独自のアクリル系強粘着剤を採用することで、
汗や水にも強く、長時間のサポートを実現しています。
まるで“もう一枚の筋肉”のように筋肉の動きを補助し、
疲労の軽減やケガ予防、パフォーマンスの維持をサポート。
発売からわずか数年で米国売上シェアNo.1を獲得し、
現在では世界70か国以上で流通するなど、
スポーツ医療用伸縮テープの新しいスタンダードとして定着しています。
KT TAPE PROの特徴(防水・伸縮性・粘着力など)
高い伸縮力とサポート力
100%合成繊維の生地は張力・伸長性・復元力に優れており、動きにしなやかに追従。
激しい運動中でも長時間安定したサポートを発揮します。
汗・水に強い粘着力
独自開発の強粘着アクリル剤を採用。汗や水に濡れてもはがれにくく、入浴もOK。
生地自体も速乾性が高く、ムレにくいのが特長です。
すぐ貼れるプレカット仕様
25cmごとにカットされているためハサミ不要。
初心者でもすぐ貼ることができ、しっかり密着してはがれにくい構造です。
肌にやさしい設計
粘着面のウェーブ塗工により通気性を確保。
アクリル系粘着剤により、肌への刺激が少なく快適な貼り心地を実現しています(※個人差あり)。
用途別のおすすめ(スポーツ・水泳・日常ケア・下肢サポート)
KTテープには目的やシーンに合わせて選べる複数のラインナップがあります。
ここでは代表的な3モデルを紹介します。
KTPR20|KT TAPE PRO(標準モデル)






100%合成繊維を使用した定番モデル。
高い伸縮性とサポート力をもち、汗や水にも強いのが特長です。
25cmごとのプレカット仕様で、初心者でも扱いやすく、ほぼすべての部位に対応。
スポーツ競技者からデスクワーカーまで幅広く使える万能タイプです。
▶︎ 内容量:20枚入り(1枚あたり5×25cm)
▶︎ 使用目安:1〜3日間
KTPREX20|KT TAPE PRO EXTREME(エクストリームモデル)






水中競技やマラソンなど、発汗量が多い環境でもはがれにくい最上級モデル。
汗・水・摩擦への耐久性をさらに強化しており、水泳・格闘技・サッカーなど強度の高いスポーツにおすすめです。
▶︎ 内容量:20枚入り(1枚あたり5×25cm)
▶︎ 使用目安:1〜3日間
KTPRW10|KT TAPE PRO WIDE(ワイドモデル)















従来のPROより幅を2倍にした大判タイプ。
腰・肩・大腿部・ふくらはぎなど大きな筋肉を1枚でしっかりサポートできます。
筋量の多い選手や体格の大きいアスリートにも対応し、肉離れ後のケアにも最適。
また、デスクワークによる肩こりや腰の張りにも活用できます。
▶︎ 内容量:10枚入り(1枚あたり10×25cm)
▶︎ 使用目安:1〜3日間
選び方のポイント
- スポーツ競技者向け:PRO または PRO EXTREME
- 水泳・マラソンなど発汗量が多い方:PRO EXTREME
- 重量級アスリート・下肢サポート:PRO WIDE
- デスクワーク・肩こり・腰のケア中心:PRO または PRO WIDE
KTテープの正しい貼り方(YouTube連動)
貼る前の準備(皮膚の清潔・脱脂)
KTテープを最大限に活かすためには、貼る前の準備がとても重要です。
粘着力や持続時間に大きく影響するため、以下のポイントを意識してみましょう。
- 部位を清潔にする:皮脂やローションを洗い落とし、乾燥させる。
- 体毛を整える:粘着力を高め、剥がれにくくするために軽く処理を。
- 運動の1時間前に貼る:皮膚となじむ時間を確保。
- 粘着面に触れない:指で触れると粘着が弱まる。
- 両端3〜5cmは引っ張らない:はがれ防止と皮膚保護。
- 引っ張りすぎない:炎症やかぶれの原因になる。
- 重ねない:通気性を保ち、ムレを防止。
- はがす時はゆっくりと:ベビーオイルなどを使うと安全。
まとめ:
KTテープは“貼る前の準備”で結果が大きく変わります。
清潔な皮膚・適切なタイミング・優しい扱いを意識することで、
粘着力が長持ちし、違和感のない快適なサポートを得られます。
基本の貼り方(伸ばしすぎない・貼り出しと終わりのコツ)
KTテープの貼り方にはいくつかの基本ポイントがあります。
特に「テープを引っ張りすぎない」こと、「貼り始めと終わりの3〜5cmはテンションをかけない」ことが大切です。
動画でチェック
実際の貼り方を分かりやすく理解したい方は、
KTテープ公式YouTubeチャンネルで紹介されている動画をチェックしてみてください。
こちらの動画では、KTテープの使い方や貼り方のポイントを紹介しています。
一部の動画は自動音声で説明されているため、音声ONでの視聴がおすすめです。
字幕付きで詳しく学びたい方へ
当サイト上の埋め込み動画では字幕が表示されませんが、
YouTubeの公式ページにアクセスすると、日本語字幕をONにして視聴できます。
より詳しく理解したい方は、下記リンクから公式チャンネルへお進みください。
👉 YouTubeで見る(KT TAPE JAPAN公式)
この動画は、基本の貼り方から注意点まで丁寧に解説されています。
実際の動きを見ながら行うことで、より正確で快適なテーピングができます。
部位別の貼り方例(肩/腰/膝など)
以下はKTテープ公式YouTubeチャンネルで公開されている貼り方動画です。
肩・肘・手首・足など、部位ごとのテーピングを目的に応じて参考にしてください。
首・肩の貼り方
上腕・肘の貼り方
前腕・手首・指の貼り方
体幹部の貼り方
臀部・股関節・鼠蹊部の貼り方
膝の貼り方
足首の貼り方
パフォーマンスを高めるKTテープ活用の考え方
貼る目的を明確にする(サポート・リカバリー・予防)
KTテープというと「ケガをしたときに巻くもの」という印象を持つ方が多いかもしれません。
確かにケガのサポートは大切ですが、TMCではそれに留まらず、リカバリーやパフォーマンスアップにも活用しています。
血流促進や筋肉の動きのサポートにより、疲労回復や動作の安定をサポート。
機能解剖学に基づいた貼り方で、“動かしながら整える”を実現しています。
貼り方×動作の関係性(貼るだけでなく動きを整える)
KTテープの基本貼り方は大切ですが、現場では競技特性や発汗量、接触頻度によって最適な貼り方が異なります。
TMCでは、長年の現場経験をもとに機能解剖学に基づくアレンジ貼りを実践。
「剥がれにくく・動作を妨げず・サポートする」テープの使い方を追求してきました。
これが選手からの信頼を得ており、TMCのメソッドの中でも大切な要素です。
単に貼るのではなく、“動きを整えるテーピング”として位置づけています。
TMCが考える「テーピング×コンディショニング」理論



2018年に参加したKTテープワールドツアー in Japanで、
アメリカのスポーツカイロドクターが「テーピングには精神的サポートの役割がある」と語っていました。
研究データでは、プラシーボ効果(心理的効果)が約37%あるとされ、
KTテープを貼ることで「安心感」や「自信」が生まれ、それがパフォーマンス向上につながるといいます。
私自身、KTテープを貼った瞬間に選手の表情が変わるのを何度も見てきました。
その経験から、TMCではKTテープを“心と身体を整えるスイッチ”と捉えています。
テーピング=固定ではなく、パフォーマンスを引き出すコンディショニング。
それがTMCのテーピング哲学です。
まとめ|KTテープを正しく使ってパフォーマンスを支える
KTテープは、ただのテープではなく「体の使い方を整えるためのツール」。
正しい貼り方を知ることで、トレーニングも試合も“動ける体”に変わります。
▶︎ 詳しくは動画と合わせてチェックしてみてください。
合わせて読みたい|KTテープの基礎と実践
【第1弾】KT TAPE PRO|もう1枚の“新しい筋肉”
「なぜ貼るだけで動きが変わるのか?」
KTテープの考え方と、TMCが大切にしている“整える”理論をまとめています。
TRY MARK CONDITIONING(TMC柏)
アスリートも、日常を頑張る大人も。
「整えることで、挑戦が続けられる。」
📍柏駅東口 徒歩8分 💬LINEから当日予約OK







