長時間のデスクワークで腰の不調を訴える人が急増中。 姿勢の乱れと腸腰筋の硬さが、腰痛を引き起こす原因になることも。
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「腰が反る」の裏にある“隠れた原因”とは?

腸腰筋ストレッチの基本は、片膝立ちから骨盤を前にスライドすること。
シンプルだけど深層に効く、王道のポーズ。

「立ち上がると腰だけ反ってしまう」
「姿勢を正そうとしても、お尻が突き出る」
「ずっと座ってると、腰が重だるくなる」

こうした“なんとなくの不調”、実は体の奥にある「腸腰筋」が硬くなっているサインかもしれません。
本記事では、TRY MARK CONDITIONINGが、腰痛の原因として見逃されがちな「腸腰筋」に着目し、その構造・セルフチェック・改善方法をわかりやすくお届けします。

腸腰筋とは?姿勢と腰に深く関わるインナーマッスル

腸腰筋は「大腰筋」「腸骨筋」からなるインナーマッスル。
背骨から骨盤、太ももにつながり、姿勢と腰に深く関わる。

姿勢を支える“縁の下の力持ち”

腸腰筋は、背骨(腰椎)から骨盤・太ももにつながる深層筋(インナーマッスル)。
座る・立つ・歩く・走る——あらゆる動作の“土台”を支える、重要な存在です。

普段の生活で使われにくい理由

  • 座りっぱなし
  • 背もたれにもたれる習慣
  • 浅く座る“仙骨座り”

こうした姿勢により、腸腰筋は短縮・固くなってきます。

腸腰筋が硬いと、体はこう代償する

✔ 立ち上がっても体が起きない/腰が反る

  • 膝は伸びるのに、股関節が伸びない
  • 腰椎や背中の筋肉が代償し、反り腰になる

✔ お尻を突き出すような姿勢になる

  • 腸腰筋が“引き上げ機能”を果たせない
  • 腰を無理に反って姿勢を維持しようとする

なぜ腸腰筋は硬くなるのか?

骨盤の後傾(=仙骨座り)が原因

  • 浅く座ると骨盤が寝た状態になる
  • 腸腰筋が“ずっと縮んだまま”になる
スマホを見ながらの「仙骨座り」は、骨盤が後傾し、腸腰筋を縮めたままに。
腰痛・姿勢悪化の原因に直結します。

呼吸の浅さも関係している

  • 腸腰筋は横隔膜とつながっている
  • 硬くなると呼吸が浅くなり、疲れやすくなる

TRY MARK流|腸腰筋を整える方法

床で行うシンプルな腸腰筋ストレッチ

  • 片膝立ち+骨盤を前にスライド
  • 呼吸を止めずに、左右それぞれ20秒を2セット行ってみましょう。
ストレッチの第一歩は「骨盤を立てる」こと。
TRY MARKでは、準備姿勢から正しく指導します。
骨盤を立てた状態から、前方にスライドすることで腸腰筋を効果的にストレッチ。
深呼吸しながら20秒キープ。

正しい座り方と「骨盤を立てる」コツ

座り方ひとつで、腸腰筋は働かなくなる

骨盤を立てる座り方

  • 坐骨でしっかり座る
  • 椅子に深く腰掛けすぎず、足裏で床を踏む
  • 背もたれに頼らないことで腸腰筋が自然に使われる。
正しい座り方は、坐骨で支える骨盤ニュートラル。
背もたれに頼らない姿勢が、腸腰筋を活かします。

椅子やクッションの工夫も大切

  • 高さが合わないと骨盤が後傾する
  • 骨盤サポートクッションの活用もおすすめ

鍛え方|腸腰筋の活性化で姿勢と腰が変わる

「伸ばす」だけでなく、「使える状態にする」ことが大切です。

TRY MARKおすすめの強化法

  • 仰向けレッグレイズ:足を浮かせてキープ
  • 座位での片脚引き上げ:股関節を意識して動かす
  • 四つん這いで膝を引き込む(ドローイン呼吸と連動)

→ 腸腰筋に「意識的に力を入れる経験」を積むことが大事。

TRY MARKで受けられるケアと施術

「疲労回復整体」コース

  • もみほぐし+ラジオ波で深層にアプローチ
  • 動的ストレッチで股関節の可動域を改善

「機能改善ストレッチ」コース

  • ZERO-iマシンを活用した姿勢調整ストレッチ
  • 骨盤・股関節周りの再教育で反り腰・腰痛に対応

まとめ|“また動ける体”は、腸腰筋から始まる

腸腰筋は、普段意識しづらい筋肉ですが、
動作・姿勢・腰痛すべての“はじまり”となる重要なパーツです。

TRY MARKでは、「整えること」を暮らしやすさ・動きやすさの土台と考え、
セルフケア・ストレッチ・施術を組み合わせた総合的なサポートを提供しています。

長時間のデスクワークで腰の不調を訴える人が急増中。 姿勢の乱れと腸腰筋の硬さが、腰痛を引き起こす原因になることも。

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TRY MARK CONDITIONINGより

加藤 健治(かとう けんじ)
スポーツトレーナー/整体師歴20年
TRY MARK CONDITIONING 代表

トップアスリートのパフォーマンスケアから、
がんばる大人の肩こり・腰痛まで。
“また動ける体”づくりをテーマに、
スポーツも日常も支えるケアを行っています。

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