NABOSOトレーニングマットとナボソセンサリースティックを使用した感覚入力・リカバリー用のセットアップ。足裏から脳への刺激を再起動し、パフォーマンスの土台を整える。
目次

ナボソで変わる!アスリートのパフォーマンスを支える「感覚入力 × 動作学習」アプローチとは?

2025年柔道グランドスラム・パリ大会で、関本賢太選手が試合前にナボソを使って足裏から感覚入力を行う様子。会場マット上に座り、静かにコンディションを整えている。
▲ 2025グランドスラムパリ・関本賢太選手|試合前のNABOSO感覚入力

“感じて動く”力が、競技力を変える。
ナボソで足裏感覚を再起動し、「無意識で整う体」と「正しく動ける体」をつくる、TMCのWアプローチ。

“動き”ではなく“感じ方”がカギかもしれない

「練習しているのに、なぜか体が重い」
「フォームを意識しても、なぜか戻ってしまう」
そんな経験、ありませんか?

それは、“動き方”ではなく “感じ方”のズレ が原因かもしれません。
TRY MARK CONDITIONINGでは、ナボソによる「感覚入力」と、動きの質を高める「動作学習」の両輪で、
疲労回復からパフォーマンスアップまでをサポートしています。

感覚入力とは?|“動く前”に整える力

2024年Bellatorダブリン大会の控室で、RIZINファイター太田忍選手がナボソを足元に使用しながら感覚入力の準備を行っている様子。真剣な表情で集中している。
▲ RIZINファイター太田忍選手|NABOSOで足裏感覚の再起動

感覚入力 = 「感じる力」の再起動

私たちの体は、動く前に“感じる”ことで整うようにできています。
とくに足裏や関節には、圧・振動・位置感覚などを脳に伝える
“感覚センサー(メカノレセプター)” が集中しています。

足裏の感覚入力と脳のつながり|TRY MARK CONDITIONING

足裏から感じて、脳まで伝わる“感覚入力”のしくみ

私たちの体は、「感じる」ことから動きが始まるようにできています。とくに足裏には“メカノレセプター”という感覚センサーが集まっており、バランスや動きのナビゲーションを担っています。

足底のメカノレセプター分布図。前足部から踵にかけて感覚受容器の位置を示すイラスト。
▲ 足裏の感覚センサー(メカノレセプター)の分布図

裸足で歩いたり、足裏に刺激を与えることで、脳へ感覚入力が送られ、体の位置や重心、接地感覚などを無意識に調整しています。

裸足で歩く人の足裏。接地感覚や足裏の圧感覚を表現した写真。
▲ 足裏の“地面を感じる力”が動きの質に直結

この感覚は、脳にリアルタイムで伝達され、全身の動きや姿勢、反応に活かされていきます。まさに「足裏→脳」の感覚ルートが、パフォーマンスの鍵を握っているのです。

青く輝く脳と神経ネットワークのビジュアル。足裏からの感覚入力が脳に伝達される仕組みを象徴。
▲ 感覚情報は脳に伝わり、姿勢や反応をコントロールする

TRY MARK CONDITIONINGでは、この“感覚入力”を活かしたアプローチで、疲労回復・パフォーマンス向上・バランス改善をサポートしています。

ナボソが担う役割

  • 足裏からの感覚情報を「正しく」脳へ届ける
  • 姿勢制御・バランス・筋出力など、無意識の調整力を高める
  • クッションに慣れた日常生活で眠った足裏や感覚を“再起動”する

💡 Point
フォームや筋力の前に、「感じる力」こそが土台。
それを、足からやさしく起こしてくれるのが「ナボソ」の強みです。

② 動作学習とは?|“正しく動く”を学び直す

動きは“筋肉”ではなく、“脳”が覚える

筋力だけでなく、脳神経系の「記憶と調整」がカギ。
これは「動作学習(Motor Learning)」と呼ばれます。

動作学習 = 意識して“動かし方”を再教育すること

  • フォーム改善
  • 姿勢や動きのクセの修正
  • 筋肉の適切な使い方の学習

🔁 どれくらい練習すれば、脳が覚えるの?

シーン 目安の回数 解説
新しい動きを覚える(単純な動作) 約300〜500回 姿勢・スクワットなど。感覚フィードバックがあると短縮も可能。
スポーツなど複雑な動作 数千回以上 技術や連動動作は反復で「無意識レベル」へ。
間違った癖を直す 約3,000〜5,000回 一度染みついた癖は“上書き”が必要。

🗣️「逆上がりができるまで」「ストレッチで正しい動きを覚える」
—— どれも脳が“新しいつながり”を作っている時間なんです。

なぜそんなに時間がかかるの?

  • 脳は「よく使う回路」ほど強くなる
  • 使わない回路は“削除”される
  • 楽な動き・クセのあるフォームほど、無意識に定着しやすい

だからこそ、
正しい動きを「感じながら」繰り返すことが大事。
ナボソなどの感覚入力ツールは、それを支える“土台”になります。💡だからこそ、正しい動きを“感じながら”繰り返すことが重要。

動作学習は、日常にもあふれている

身近な例実は脳がしていること
小学生が縄跳びを上達するタイミング・ジャンプ・リズムを統合して記憶
ストレッチで正しいフォームを覚える関節の可動感覚 × 姿勢制御の学習
デスクワーク後の猫背を直す姿勢感覚の“ズレ”を脳が修正しようとする
高齢者の転倒予防トレーニング重心移動・反応スピードの再学習

まとめ|脳が覚える。動きが変わる。

  • 筋肉を鍛えるだけでは不十分
  • 「感じる → 気づく → 正しく動く」プロセスが学習を支える
  • その繰り返しが、新しい動作パターンを脳に定着させる

💡 Point
ただの反復ではなく、「感覚 × 正しい動き × 繰り返し」が鍵。
ナボソを活用した動作学習は、脳と体の橋渡しになります。

TMCでの取り組み

  • 個別に設計されたストレッチ・トレーニング
  • 「気づく → 意識する → 無意識に落とす」ステップで指導
  • 感覚入力を活かすことで定着が加速する

💡 Point
感覚が整った状態ではじめて、動作学習は“意味あるもの”になる。
だからこそ、「先に整える」がカギです。

③ 感覚入力 × 動作学習|“再現性”をつくる組み合わせ

アプローチのちがいと役割

感覚入力(ナボソ等)

  • 即効性が高い
  • 無意識の調整力を整える
  • ケア直後・試合前に有効

動作学習(トレーニング等)

  • 成果まで時間がかかる
  • 正しい動作を意識的に学ぶ
  • 練習計画に組み込むのが理想

組み合わせるメリット

  • 感覚入力で「整った状態」を先につくる
  • 動作学習で「正しい動き」を落とし込む
  • 「感じる → 動く」の回路がスムーズにつながる

💡 Point
“動き”を変えるには、“感じ方”から変えること。
この順番こそが、TMCの感覚入力 × 動作学習のアプローチです。

NABOSOフットウェッジを使って感覚入力と足裏の筋力強化を行う男性。裸足でバランスを取りながら、足底からの情報入力を意識したトレーニング中。
▲ NABOSOフットウェッジ活用で足裏筋力強化&感覚入力
ナボソセンサリースティックを使って肩甲骨まわりを刺激しながらストレッチを受ける空手キッズ。感覚入力を活かして可動域と安定性を高めるケアシーン。
▲ 空手キッズ|NABOSOスティック活用で肩甲骨ストレッチ&感覚入力

まとめ|“感覚”が変われば、“動き”が変わる

ナボソによって「感じる力」を整え、
動作学習によって「動かし方」を定着させる。

このWアプローチは、フォーム改善だけでなく
疲労回復・再現性・ケガ予防・パフォーマンスの安定にもつながります。

まずは、感じる体験から。
ナボソを通して、あなたの中に眠っていた“本来の動きやすさ”を目覚めさせてみませんか?

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TRY MARK CONDITIONINGより

加藤 健治(かとう けんじ)
スポーツトレーナー/整体師歴20年
TRY MARK CONDITIONING 代表

トップアスリートのパフォーマンスケアから、
がんばる大人の肩こり・腰痛まで。
“また動ける体”づくりをテーマに、
スポーツも日常も支えるケアを行っています。

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